外部インターフェース – デスクトップパソコンの選び方

外部インターフェースの選び方

デスクトップパソコンには、キーボードやマウス、外部液晶ディスプレイ等の周辺機器との接続に使用する外部インターフェースがあります。

基本的にサイズが大きいデスクトップパソコンほど外部インターフェースが多いですが、少ないデスクトップパソコンもありますので、必要な外部インターフェースがそろっているか確認して選ぶ必要があります。

外部インターフェースにこだわりすぎると、なかなか自分に合うデスクトップパソコンが見つかりませんので、購入後に拡張カードの増設や周辺機器と接続して外部インターフェースを増やす手もありです。

そうするなら、拡張カードが多く搭載可能なタワー型を選ぶのがおすすめです。特に映像や音声関連の外部インターフェースを増やすなら、拡張カードの方が安定して使えますので、タワー型を選ぶのがおすすめです。

USB 端子の選び方

USB は、最も広く使われている外部インターフェースで、どのデスクトップパソコンにも搭載されています。

USB 端子数

基本的にサイズが大きいデスクトップパソコンほど、USB 端子数が多いです。一度に多くの周辺機器を接続するなら、多くの USB 端子が必要ですが、USB ハブで USB 端子数を増やす手もありますので、無理に USB 端子数が多いデスクトップパソコンを選ぶ必要はありません。

USB 規格

USB には複数の規格があり、新しい規格ほどデータ転送速度が速いです。以下は、主な USB 規格です。

USB2.0
データ転送速度 480Mbbp
USB3.0
データ転送速度 5Gbbs

上記は理論上のデータ転送速度であり、実用上はそこまで差は出ず、接続する周辺機器によりますが、USB3.0 は USB2.0 よりも2~3倍程度速いくらいです。また、USB2.0 も十分データ転送速度が速いため、小容量ファイルのやり取りなら、USB2.0 でも十分速く快適です。

USB 規格は互換性を維持しているため、規格が異なっていても接続して使用できますが、データ転送速度は古い方となります。例えば、デスクトップパソコン側が USB3.0、周辺機器側が USB2.0 の場合は、データ転送速度は USB2.0 の 480Mbbp となります。

USB3.0 が広く普及してきましたが、特に外付け HDD 等と大量のデータをやり取りする機会があるなら、USB3.0 の USB 端子が搭載されているデスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。

映像入力端子の選び方

著作権保護された映像入力には制限があり、また映像入力はファイルで入力する方法が普及しているため、映像入力端子が搭載されているデスクトップパソコンは少ないです。

もし自分に合う映像入力端子搭載デスクトップパソコンが見つからなければ、拡張カードか周辺機器のビデオキャプチャーを別途で用意する手があります。拡張カードで映像入力端子を増やすなら、拡張カードが搭載可能なデスクトップパソコンを選ぶ必要があります。

以下は、主な映像入力端子です。

コンポジット入力端子
映像データを1本のケーブルで入力可能で、黄色の端子が特徴です。アナログ接続のため画質の劣化があります。
S入力端子
映像データを1本のケーブルで入力可能で、丸形コネクタの端子が特徴です。アナログ接続のため画質の劣化がありますが、コンポジット入力端子より画質が高いです。
コンポーネント入力端子
映像データを3本のケーブルで入力可能で、緑色、青色、赤色の端子が特徴です。アナログ接続のため画質の劣化がありますが、S入力端子より画質が高いです。
D入力端子
映像データを1本のケーブルで入力可能で、アルファベットDの形に似た端子が特徴です。アナログ接続のため画質の劣化がありますが、コンポーネント入力端子と画質は同じです。
HDMI 入力端子
映像データと音声データを1本のケーブルで入力可能で、デジタル接続のため画質の劣化がありません。

デジタル接続で高画質な映像入力ができる HDMI 入力端子が普及しており、他のアナログ接続の入力端子は廃れています。HDMI 入力端子が搭載されているデスクトップパソコンですら少ないので、アナログ接続の入力端子が必要であれば、拡張カードか周辺機器のビデオキャプチャーを別途で用意して増やすとして、デスクトップパソコンを選ぶ方が良いです。

映像出力端子の選び方

映像出力端子は、液晶ディスプレイとの接続に必要になるため、デスクトップパソコンにとって必須の外部インターフェースです。一体型はノートパソコンのように内部で液晶ディスプレイが接続されていますが、外部液晶ディスプレイにも映像出力できるように、たいていの一体型にも映像出力端子が搭載されています。

以下は、主な映像出力端子です。

D-sub 15pin 出力端子
映像データのみを出力可能で、アナログ接続のため画質の劣化があります。アナログ RGB 出力端子、または VGA 出力端子とも呼ばれます。昔からよく使われてきた映像出力端子ですが、廃れてきています。
DVI-D 出力端子
映像データのみを出力可能で、デジタル接続のため画質の劣化がありません。DVI24pin とも呼ばれます。
DVI-I 出力端子
映像データのみを出力可能で、アナログ接続とデジタル接続の両者に対応しています。DVI29pin とも呼ばれます。D-sub 15pin 入力端子、または DVI-D 入力端子に接続して映像出力できます。
HDMI 出力端子
映像データと音声データを1本のケーブルで出力可能で、デジタル接続のため画質の劣化がありません。
DisplayPort 出力端子
映像データと音声データを1本のケーブルで出力可能で、デジタル接続のため画質の劣化がありません。HDMI 出力端子より後に登場したため、あまり普及していませんが、DisplayPort はパソコン向けに開発されたインターフェース規格のため、徐々に普及してきています。(HDMI は、元々 AV 機器向けに開発されたインターフェース規格です。)

画質にこだわるならデジタル接続が可能な映像出力端子を選ぶ必要があり、中でも HDMI 出力端子、または DisplayPort 出力端子は1本のケーブルで映像データと音声データを出力できますので便利です。

また、接続予定の外部液晶ディスプレイ等と接続できるよう選ぶ必要がありますが、必ずしも出力側と入力側を同じ種類にする必要はありません。なぜなら、変換アダプターや変換ケーブルを利用する手があるからです。違う種類にして選ぶ場合は、変換が可能なアダプターやケーブルが用意できるか調べて確認しておくと良いです。

ただし、アナログ接続からデジタル接続への変換は不可能ではありませんが困難ですので、デジタル接続の映像入力端子しかない外部液晶ディスプレイ等と接続して使用する場合は、デジタル接続の映像出力端子が搭載されているデスクトップパソコンを選ぶ必要があります。

音声入力端子の選び方

音声入力端子は、マイクや外部 AV 機器等から音声を入力するために使われる外部インターフェースです。人によっては使われない外部インターフェースですが、どのデスクトップパソコンにも搭載されています。

以下は、主な音声入力端子です。

マイク入力端子
マイクとの接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。
ライン入力端子
オーディオ・プレーヤー等との接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。マイク入力端子との違いは、信号レベル(音量)を増幅させるかどうかで、マイク入力端子では増幅させますが、ライン入力端子では増幅させません。
光デジタルオーディオ入力端子
オーディオ・プレーヤー等との接続に使用します。デジタル接続のため、音質の劣化がありません。

マイク入力端子とライン入力端子は、たいていのデスクトップパソコンに搭載されています。光デジタルオーディオ入力端子が搭載されているデスクトップパソコンは無きに等しいです。

音声入力端子にこだわると選択肢が狭まってしまい、必要な音声入力端子があるデスクトップパソコンがなかなか見つからない場合は、拡張カードや周辺機器で増やすとしてデスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。拡張カードで増やすなら、拡張カードが搭載可能なデスクトップパソコンを選ぶ必要があります。

音声出力端子の選び方

音声出力端子は、イヤホンやヘッドフォン、外部 AV 機器等へ音声を出力するために使われる外部インターフェースです。人によっては使われない外部インターフェースですが、どのデスクトップパソコンにも搭載されています。

以下は、主な音声出力端子です。

ヘッドフォン出力端子
イヤホンやヘッドフォンとの接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。
ライン出力端子
スピーカーやオーディオ・プレーヤー等との接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。ヘッドフォン出力端子との違いは、信号レベル(音量)を調節して出力できるかどうかで、ヘッドフォン出力端子では信号レベルを調節して出力できますが、ライン出力端子では調節して出力できず、一定の信号レベルでの出力となります。
サイドスピーカー出力端子
左右のサイドスピーカーとの接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。7.1ch サラウンド再生では使用しますが、5.1ch サラウンド再生では使用しません。
リアスピーカー出力端子
左右のリアスピーカーとの接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。
センタースピーカー・サブウーファー出力端子
センタースピーカーとサブウーファーとの接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。
フロントスピーカー出力端子
左右のフロントスピーカーとの接続に使用します。アナログ接続のため、音質の劣化があります。
光デジタルオーディオ出力端子
スピーカーやオーディオ・プレーヤー等との接続に使用します。デジタル接続のため、音質の劣化がありません。

ヘッドフォン出力端子とライン出力端子は、たいていのデスクトップパソコンに搭載されています。

サイドスピーカー出力端子からフロントスピーカー出力端子はサラウンド端子と呼ばれ、サイズが大きいタワー型のデスクトップパソコンに搭載されているのが、よく見られます。

光デジタルオーディオ出力端子が搭載されているデスクトップパソコンは少ないです。

音声入力端子と同様に、音声出力端子にこだわると選択肢が狭まってしまい、必要な音声出力端子があるデスクトップパソコンがなかなか見つからない場合は、拡張カードや周辺機器で増やすとしてデスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。拡張カードで増やすなら、拡張カードが搭載可能なデスクトップパソコンを選ぶ必要があります。

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公開日:
最終更新日:2014/07/05

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