サイズ – デスクトップパソコンの選び方

サイズの選び方

デスクトップパソコンは、サイズの違いによって必要な設置場所の広さ、搭載可能な PC パーツの種類や数が異なります。

大きいサイズのデスクトップパソコンは、広い設置場所が必要になるため、できるだけ小さいサイズのデスクトップパソコンを選びたいところですが、サイズが小さくなるほど搭載可能な PC パーツの種類や数が制限されるため、まずは自分にとって必要な性能や機能を満たすよう PC パーツが搭載可能なデスクトップパソコンかどうかを判断の基準にして、どのサイズを選ぶか決めると良いです。

デスクトップパソコンには、幾つかの型があり、型によってサイズの大きさが決まります。ただし、同じ型でも例外的にサイズが大きく異なるデスクトップパソコンもあります。

以下は、主なデスクトップパソコンの型です。

タワー型
デスクトップパソコンの主流であり、サイズが大きく、拡張性が高いです。
スリムタワー型
タワー型と比べると、幅と奥行き、高さが小さくなっていますが、特に幅が小さくなっています。本のような形状をしているため、ブック型とも呼ばれます。タワー型の次にサイズが大きいですが、拡張性は低いです。
キューブ型
立方体の形状をしたデスクトップパソコンです。タワー型と同じくらい大きいサイズもありますが、たいていは小さいサイズです。大きいサイズであれば拡張性は高いですが、小さいサイズであれば拡張性は低いです。
コンパクト型
狭い設置場所に置けるようサイズが小さい小型デスクトップパソコンです。拡張性を犠牲に小型化を実現しているため、拡張性は非常に低いです。
一体型
本体と液晶ディスプレイが一体となっているデスクトップパソコンです。ノートパソコンのように必要な設置場所の広さを抑えるよう作られていますので、拡張性は非常に低いです。

基本的にタワー型は拡張性が高いですが、他の型は拡張性が低いです。拡張性が高いとは、搭載可能な PC パーツの種類や数が多いという事です。逆に拡張性が低いとは、搭載可能な PC パーツの種類や数が少ないという事です。

特に以下のような PC パーツ搭載デスクトップパソコンを選ぶ、もしくは購入後に搭載する予定であれば、タワー型に絞って選ぶ方が良いです。

  • 複数のストレージ
  • 複数の光学ドライブ
  • サイズが大きい拡張カード(高性能ビデオカード等)
  • 複数の拡張カード

スリムタワー型やキューブ型は拡張性が低いですが、自分にとって拡張性が十分確保されているのであれば、選択肢に入ってきます。コンパクト型や一体型は、最低限必要な PC パーツが搭載されていれば良しとし、購入後に PC パーツの交換や増設をしない方向けのデスクトップパソコンです。

タワー型の選び方

タワー型は、さらに以下の型に分かれます。

ミドルタワー型
タワー型の主流であり、単にタワー型と呼ばれる場合は、ミドルタワー型を指す事が多いです。タワー型の中でサイズが大きく、拡張性が高いです。
ミニタワー型
ミドルタワー型よりもサイズが小さく、拡張性が劣ります。
マイクロタワー型
ミニタワー型よりもサイズが小さいですが、大きな差は無く、拡張性の高さは同じくらいです。ミニタワー型とマイクロタワー型の定義は無く、サイズや拡張性がほぼ同じのため、厳密に使い分けられていません。そのため、ミニタワー型やマイクロタワー型は、ミドルタワー型より小さいタワー型と認識し、具体的なサイズや拡張性の高さは、仕様等を確認して判断します。

どのタワー型も拡張性が高いですが、ハイエンドのビデオカード搭載デスクトップパソコンを選ぶ、もしくは購入後に搭載する予定であれば、ミドルタワー型を選ぶ方が良いです。ハイエンドのビデオカードは、長さが大きく、ミドルタワー型のように内部スペースが広い必要があるからです。

ミニタワー型やマイクロタワー型でも、内部構造次第ではハイエンドのビデオカードを搭載できますが、内部スペースに余裕が無く、十分冷却できず発熱量が問題になる可能性が高くなりますので、ミドルタワー型を選ぶ方が良いです。

ハイエンドのビデオカードは不要で、ミニタワー型やマイクロタワー型の拡張性の高さで十分なら、これらが選択肢に入ってきます。ミドルタワー型と比べるとサイズに大きな違いはありませんが、実際に設置してみると占有する設置場所の広さが結構異なりますので、タワー型を選ぶとしても少しでも必要な設置場所の広さを抑えたい方は、ミニタワー型やマイクロタワー型を選ぶのがおすすめです。

スリムタワー型の選び方

スリムタワー型を選ぶ際は、拡張性以外に性能に問題ないか確認する必要があります。性能の問題は、スリムタワー型に限らず、キューブ型やコンパクト型、一体型にも関わってきます。

スリムタワー型では、大容量電源が搭載できず、内部スペースが狭くて冷却性が低いため、最高クラスの高性能 CPU を搭載するのは厳しいです。そのため、最高クラスの高性能 CPU が搭載されているスリムタワー型のデスクトップパソコンは見られません。

また、スリムタワー型は基本的にサイズが大きい拡張カードを搭載できず、サイズが小さいロープロファイルの拡張カードのみ搭載可能のため、高性能ビデオカードを搭載できません。

そのため、スリムタワー型ではロープロファイルの低性能ビデオカードか、CPU 統合 GPU を利用してグラフィックス関連の処理を行う事になりますが、両者のグラフィックス性能は低いです。

高い負荷がかかる PC ゲームでは高いグラフィックス性能が必要で、高度な動画編集や画像編集では高性能 CPU が必要になってきますが、スリムタワー型では不十分になりそうなら、タワー型を選ぶ方が良いです。

キューブ型の選び方

キューブ型でも、スリムタワー型と同様な理由で CPU 性能とグラフィックス性能に難がありますが、サイズが大きいキューブ型であれば、高性能 CPU、サイズが大きい高性能ビデオカードが搭載可能です。

ただし、本来キューブ型は設置場所の広さを抑えられるデスクトップパソコンですので、サイズが大きいキューブ型はあまり見られませんし、サイズが大きいキューブ型を選ぶとしても特にキューブ型である必要が無ければ、タワー型を選ぶ方が良いです。

コンパクト型の選び方

コンパクト型でも、スリムタワー型と同様な理由で CPU 性能とグラフィックス性能に難がありますが、スリムタワー型やキューブ型よりも難があります。

コンパクト型では、ノートパソコン並みに内部スペースが狭くなるため、ノートパソコン用の CPU が搭載されています。ノートパソコン用の CPU は、低消費電力、低発熱量を実現する代わりに性能が犠牲になっているため、性能が低いです。

また、拡張スロットが無いため、グラフィックス性能が低い CPU 統合 GPU を利用してグラフィックス関連の処理を行います。そのため、高い CPU 性能とグラフィックス性能が必要な方には向きません。さらに、たいていのコンパクト型は光学ドライブがありません。

コンパクト型は、片手でも楽に持てるほどの小ささですので設置場所の広さをかなり抑えられますが、上記の通り犠牲になっているところがありますので、自分の用途に合うかよく検討して選ぶ必要があります。

一体型の選び方

一体型でも、スリムタワー型と同様な理由で CPU 性能とグラフィックス性能に難があります。コンパクト型のように内部スペースが狭いため、ノートパソコン用の CPU が搭載され、拡張スロットが無いため CPU 統合 GPU を利用してグラフィックス関連の処理を行います。

そのため、一体型を選ぶ際は、CPU 性能とグラフィックス性能は、自分の用途を満たすのかよく検討して選ぶ必要があります。

一体型の中には、デスクトップパソコン用の低消費電力な CPU を搭載し、ノートパソコン用の専用 GPU をマザーボードに実装したモデルがありますので、できるだけ性能が高い一体型を選びたい方は、このようなモデルを選ぶのがおすすめです。

画面サイズ

一体型を選ぶ際は、画面サイズを考慮して選ぶ必要があります。主流は21インチ型程度のモデルで、個人で使用するのに丁度良い画面サイズです。

他に24インチ型程度や27インチ型程度のモデルも見られます。人によって最適な画面サイズは異なりますが、画面を広く使いたい使用目的が無ければ、21インチ型程度あれば十分です。

複数のウィンドウを並べて表示させたり、動画編集や画像編集で広い画面が必要になるなら、24インチ型程度や27インチ型程度を選ぶのがおすすめです。

他に PC ゲームのプレイや動画コンテンツの視聴に使用するなら、大画面の方が迫力ありますので、24インチ型程度や27インチ型程度がおすすめです。

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公開日:
最終更新日:2014/06/25

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