外部インターフェース – タブレット PC の選び方

外部インターフェースの選び方

外部インターフェースは、周辺機器との接続に使用する端子です。タブレット PC に周辺機器を接続する事で、機能の追加や使い方の幅を広げる事ができますが、タブレット PC はサイズが小さい事もあり、外部インターフェースは少ないです。

また、大きい周辺機器と有線ケーブルで接続された状態になると、手元に持って場所を選ばずに使えるというタブレット PC の良さが失われますので、できるだけ無線 LAN や BlueTooth を使用して接続するのが基本的な使い方となります。

そのため、外部インタフェースの多さにこだわって選ぶ必要性は低く、少なくとも USB 端子と映像出力端子、音声入力端子、音声出力端子があれば十分です。

サイズが小さいタブレット PC だと、これらが全てそろっていないモデルが見られますが、必須としないのであれば選んでも問題ありません。

USB 端子の選び方

USB 端子は、様々な周辺機器との接続に使われる外部インターフェースです。USB 端子があるのと無いのとでは利便性が違ってきますので、USB 端子が搭載されているタブレット PC を選ぶのがおすすめです。

USB 端子数

タブレット PC はサイズが小さいため、たいていは USB 端子数は1つです。サイズが大きいタブレット PC だと、2つ以上の USB 端子数が搭載されているモデルが見られます。

USB 端子数の多さにこだわると選択肢が狭まりますし、USB ハブで USB 端子数を増やす手がありますので、USB 端子は1つあれば十分と考えて選ぶのがおすすめです。

USB 端子形状

通常の USB 端子は、タブレット PC にとってサイズが大きいため、たいていのタブレット PC には、以下の小型化した形状の USB 端子が搭載されています。

Mini USB 端子
一時期は小型 USB 端子の主流でしたが、特に耐久性に難があり、今では Micro USB 端子が主流です。
Micro USB 端子
Mini USB 端子よりもサイズが小さく、耐久性が高いため、小型 USB 端子の主流となっています。

Mini USB 端子や Micro USB 端子は、変換アダプタを別途用意すれば通常の USB 端子になりますので、USB 端子形状の違いを気にして選ぶ必要はありません。

USB 規格

USB 端子には複数の USB 規格があります。新しい USB 規格が登場するごとにデータ転送速度が向上しており、新しいタブレット PC では以下の USB 規格が見られます。

USB2.0
データ転送速度 480Mbbp
USB3.0
データ転送速度 5Gbbs

USB 3.0 の方が圧倒的にデータ転送速度が速いですが、上記は理論上のデータ転送速度です。実際に使用した場合は、接続して使用する周辺機器によりますが、USB3.0 は USB2.0 よりも2~3倍速いくらいです。

また、USB2.0 でも十分速いため、GB 単位のデータやり取りを頻繁に行わないのであれば、USB2.0 でも十分快適に使えます。

USB の規格は互換性を維持しているため、接続する周辺機器との USB 規格の違いについて気にする必要は無く、タブレット PC と接続する周辺機器の USB 端子の規格が異なっていても接続して使用できます。ただし、データ転送速度は古い規格の方になります。

映像出力端子の選び方

映像出力端子は、外部液晶ディスプレイやプロジェクター等のディスプレイへ映像出力するために使われる外部インターフェースです。たいていのタブレット PC には映像出力端子が搭載されています。

映像出力する必要が無ければ、映像出力端子は不要ですが、映像出力端子がある方が便利です。例えば、外部液晶ディスプレイに加えてキーボードとマウスも接続すれば、デスクトップパソコンのように使えます。

以下は、タブレット PC に搭載される主な映像出力端子です。

HDMI 出力端子
映像データと音声データを1本のケーブルで出力可能で、デジタル接続のため画質の劣化がありません。タブレット PC に限らず、ノートパソコンやデスクトップパソコンに渡って広く普及しています。
DisplayPort 出力端子
映像データと音声データを1本のケーブルで出力可能で、デジタル接続のため画質の劣化がありません。HDMI 出力端子より後に登場したため、あまり普及していませんが、DisplayPort はパソコン向けに開発されたインターフェース規格のため、徐々に普及してきています。(HDMI は、元々 AV 機器向けに開発されたインターフェース規格です。)

広く普及している HDMI 出力端子が選択の目安です。DisplayPort 出力端子も優れた映像出力端子ですが、HDMI 入力端子が搭載されているディスプレイが広く普及しているため、HDMI 出力端子が搭載されているタブレット PC の方がおすすめです。

DisplayPort 出力端子を HDMI 出力端子として使えるようになる変換アダプタがありますが、タブレット PC と変換アダプタ、ディスプレイの組み合わせによっては正常に出力できない場合があるため、HDMI 入力端子が搭載されたディスプレイに確実に映像出力したいのであれば、HDMI 出力端子が搭載されているタブレット PC を選ぶのがおすすめです。

映像出力端子形状

USB 端子と同様に、通常の映像出力端子はタブレット PC にとってサイズが大きいため、たいていのタブレット PC には、小型化した形状の映像出力端子が搭載されています。

HDMI 出力端子であれば、Mini HDMI 端子や Micro HDMI 端子があり、変換アダプタを別途用意すれば通常の HDMI 出力端子になりますので、映像出力端子形状の違いを気にして選ぶ必要はありません。

音声入力端子、音声出力端子の選び方

音声入力端子は、マイクや外部 AV 機器等から音声を入力するために使われる外部インターフェースです。音声出力端子は、イヤホンやヘッドフォン、外部 AV 機器等へ音声を出力するために使われる外部インターフェースです。

以下は、タブレット PC に搭載される主な音声入力端子です。

マイク入力端子
マイクとの接続に使用します。
ライン入力端子
オーディオ・プレーヤー等との接続に使用します。マイク入力端子との違いは、信号レベル(音量)を増幅させるかどうかで、マイク入力端子では増幅させますが、ライン入力端子では増幅させません。

以下は、タブレット PC に搭載される主な音声出力端子です。

ヘッドフォン出力端子
イヤホンやヘッドフォンとの接続に使用します。
ライン出力端子
スピーカーやオーディオ・プレーヤー等との接続に使用します。ヘッドフォン出力端子との違いは、信号レベル(音量)を調節して出力できるかどうかで、ヘッドフォン出力端子では信号レベルを調節して出力できますが、ライン出力端子では調節して出力できず、一定の信号レベルでの出力となります。

以下は、音声入力と音声出力ができる端子です。

ヘッドセット端子
ヘッドセットとの接続に使用します。

どのタブレット PC にもマイク入力端子とヘッドフォン出力端子が搭載されており、これらがあれば十分です。必要に応じてライン入力端子やライン出力端子、ヘッドセット出力端子が搭載されているタブレット PC を選ぶと良いです。

また、タブレット PC はサイズが小さいため、共用端子になっている場合が多いです。例えば、マイク入力・ヘッドフォン出力共用端子であれば、マイク入力端子とヘッドフォン出力端子が共用になっており、マイクやヘッドフォンを接続すれば自動認識し適切な端子に変わります。変わらない場合は、OS 上での設定で変更します。

共用端子になっている場合、特に困るのがマイク入力端子とヘッドフォン出力端子へ同時接続する必要があるヘッドセットを使用したい場合です。

USB 端子と様々な音声入力端子、音声出力端子を変換するアダプタを利用する手がありますが、必ずしも正常動作するとは限りません。タブレット PC、変換アダプタ、周辺機器の組み合わせ方によっては正常動作しませんので、変換アダプタを利用するなら避けられない問題です。

他に、BlueTooth 接続で使用するヘッドセットを導入するのも手です。どのタブレット PC にも BlueTooth 機能があり、接続ケーブルが不要なので快適に使えます。

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